人それぞれ、得意・不得意があります。
運動一つをとっても、千差万別。
球技が得意な人もいれば、チームプレーが好きな人も、そもそも体を動かすことが苦手なひとも様々です。
空手では、どの練習を通じても『己と向き合い、相手と向き合い、日々の生活に向き合い、日々自己の成長を実感する。』そんな感覚を得ることがあります。
もちろん、ほかのスポーツでも感じることができます。自己の成長の一つの糧として空手は得るものが大きいと感じます。
また、始める動機は様々です。どれが正しいということもありません。
・子供に礼儀を学ばせたい
・運動不足だから
・武道に興味があってやってみたい
・もっと強くなりたい
・健康を意識したから
・護身術を学ばせたい
・かっこいいと思って
どんな理由でも、正解です。一歩踏み出したことが大きなことですし、空手を通じ、礼儀を学び、健やかな心と体が作られていくと思います。
時には辛い練習や、自分の壁にぶつかり苦しいこともあります。
ですが、日々少しづつでも空手を続け、そんな自分の壁を乗り越えることで、1歩づつでも半歩づつでも変わっていく自分に気づきます。
当道場では次の点を指針としています。
1.目上を敬い相手を敬い、礼儀正しく
2.あいさつ返事は元気よく。声から体が動く
3.型・動作から、体の動きを理解する
4.自分に対し、あきらめない心
実生活でも生きる点が多くあります。
最初はただ参加して声を出すだけでも、次からはもっと動いてみようという気持ちになり、また次は体が動けば型を覚えていこう、と楽しくなっていきます。動作の意味も相手との動きの連携など、奥深く追及するのも楽しさにつながります。
また、当支部では組手も取り組んでおります。
苦手な子供も中にはいます。ただ、いざというとき声を出せるか、少しでも抵抗できるか、何か動くことはできるか。そんな『いざ』に少しでも反応できるような気持ちを作るためにも、組手に取り組んでいます。
・準備体操
・基本の動作
・移動稽古
・ミット打ち
・組手
・型指導 など
※帯級や対象クラスによって、指導内容は異なります。